好奇心の結末
第三回 完結



「もう、やめてよぉ・・・」
(これ以上されたら・・・)

涙声で懇願するリオ。しっとりと濡れているリオの秘所。
オナニーすらした事の無い秘所は、初めての快感に嫌悪感や恐怖を押し流す。
でも、触手がリオの体を魔物の本体に近づける。
すると、魔物の体から何かが競り上がる。
それは少女の二の腕もあろうかという太い触手。ぬらぬらと光沢をもったそれが、リオの秘所向けて伸びる。リオの体が触手へと近づけられる。

「ウソ・・・ウソでしょ・・・そんなの入らないよ・・・無理だよぉ・・・」
(あんなのが入ったら・・・壊れちゃうよ・・・)

それでも、近づく触手。その先端がリオの秘所に触れて、

ずぼっ!

「あああああああああああああっ!!!」
(熱い、痛くて熱いよっ!火傷したみたいにっ!)

先端が飲み込まれる。
あまりの太さに限界まで開かれる秘所。純潔の涙が飛び散る。
一緒に、リオが痛みに涙する。
赤と透明な雫が飛ぶ。
それでも奥へと進む触手。
ずぶずぶと、リオの中を押し広げて、やがて最深部へとその先端を叩きつける。
触手の形にお腹が膨れるリオ。まるで、軽い妊娠のよう。
すると、一気に引き抜かれる触手。栓の役割をしていた触手が抜けて、血も一気に溢れる。
それを、細い触手が舐めるようにする。
リオは気づく。

「もしかして・・・」
(血で目覚めたの?)

滴った血を満足げに細い触手が舐めつつ、太い触手が動きを開始する。
血を出すためだろうか?リオの体を壊してしまいそうな激しい動き。
一番奥まで叩きつけて、それを一気に入り口まで引き戻す。そんな動き。
そのたびに、リオの体がガクガクと揺れて、リオが痛みにうめく。
必死に痛みを頼りに、絶望に押し流されそうになる心を理性に繋ぎとめる。

「かはっ!やめっ・・・あうっ!か、かはっ!」
(止めて・・・止めてよぉ・・・)

さらに触手が動きを激しくする。
前後の突き上げだけではなく、体を左右に振ってスラローム運動のように秘所の肉壁をえぐる。
痛みが、激痛がリオの全身を苛む。
やがて、触手が動きを激しくするよりも、早めるようになる。
小刻みに、早く突き上げる触手。
そして、

どくっ・・・どくどくどくどぴゅぴゅどぴゅっ!

リオの中に、触手が大量の熱い精液をぶちまける。

「な、何っ?熱いのが・・・熱いのが・・・嘘・・・」
(射精・・・されちゃた・・・の?)

セックスや射精とか、そういうのは知ってはいたものの、発育の遅いリオはまだ初潮すら迎えておらず、関係無いものとして認識していた。
でも、それは今やリアルな認識となる。
つと、リオの瞳から痛みで保たれていた理性の色が消える。
まだ、初潮を迎えていないとはいえ、こんな化け物に犯されて、中に出されて汚されてしまった・・・。
絶望的な感情の波に、リオは打ちひしがれる。
うなだれるリオ。
触手は、まだまだ射精を続ける。血を舐める。
射精が終わっても、触手が動き、再びリオの秘所を蹂躙する。
まだまだ、宴は終わらない・・・。





「ねえリオちゃん、本当にここに面白い事があるの?」

「もちろんだよリョウコちゃん。ここで、と〜っても楽しい事があるの。この前発見したんだから〜」

リオは、にこやかに笑いながら友人を社へと誘う。
それから少しして、洞窟の奥からは快感に嬌声を上げるリオの声と絶望にかられるリョウコの声が響く。
誰も、それを聞く事は無かったけれど・・・。

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