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管理人 HIRO

出産用語集

出産・お産・分娩

子供を産む、つまり胎児をその付属物と共に対外に排出することをいいます。
「出産」「お産」は比較的一般用語として使われます。例えば「出産祝」「出産する」等。
対して「分娩」は医学的・専門的な用語として使われます。例えば「分娩室」「分娩台」等。私は個人的に「分娩」という言葉のもつ専門的・マニア的かつ神秘的な響きが好きです。そのため、当サイトでもこの言葉の使用頻度は大です。

おしるし

陣痛開始とほぼ同時期に見られる、血液の混じったおりものをいいます。出産の始まりの兆候として一般的ですが、個人差もありみられない場合もあるようです。

陣痛

正確には出産時の子宮収縮のことを指しますが、これにより生じる痛みのことを指す場合もあります。名の由来は、陣痛が休みを挟みながらすこしずつ強く、また間隔も狭まっていく様(1陣1陣押し寄せてくる)を表現したものであると言われています。

産道

赤ちゃんが生まれてくる道であり、出産時に子宮口が全開大することによって膣と一体化し、ここを通って赤ちゃんが出てくるのです。

羊水

妊娠中に子宮内で赤ちゃんをつつんでいる水のことです。妊娠中は赤ちゃんを外部からの衝撃から守る役割を果たすとともに、出産時には破水により流出し、産道と赤ちゃんの間で潤滑油として、スムーズな出産進行に寄与します。

子宮

赤ちゃんを育てる器官で、女性だけが有する器官です。妊娠中は羊水をしたためて赤ちゃんをおよそ10ヶ月間育てます。

子宮口

子宮から膣への出口です。普段はぴったりと閉じており、生理の血液が流出するほかは内容物が出ないようになっています。特に妊娠中は流産しないようにするという意味もあります。しかし、出産時には子宮収縮にあわせて少しづつ広がり、分娩第1期の終わりには全開大します。このときは直径約10センチに拡大します。

子宮から体外へ開口する器官で、やはり女性だけが有する器官です。出産時には子宮と共に産道を形成します。

胎盤

赤ちゃんがお母さんから栄養や酸素等を補給するための器官です。妊娠中に胎児付属物として形成されます。食べるとレバーのようにおいしいという話もあります。また、胎盤は血液が豊富な器官で、その血液は血液病治療のために利用される等、医学的にも有益な器官です。

へそのお

赤ちゃんと胎盤つまりお母さんとをつなぐパイプの役割を果たします。妊娠中、胎盤を通じてお母さんから栄養や酸素をもらうのです。

破水

羊膜が破れて中の羊水が流出することを言います。通常は分娩第1期の終わりから第2期にかけて起こりますが、場合によりもっと早く起こる(早期破水)もあれば、赤ちゃんの頭が見えても起こらないこともあります。このような場合には助産婦さんが膜を破って人工的に破水させます。破水があまり早すぎると赤ちゃんが細菌に感染するおそれが生じますし、おそいと潤滑油がないままの出産ですから難産になりやすく、いずれも好ましくないとされています。

いきむ・力む

分娩第2期以後、肛門の方に向かってお腹に力を入れることをいいます。陣痛のあるときは分娩第1期の終わりくらいからいきみたくなってくるのですが、いきみをのがさなければなりません。これは、子宮口が全開大しないうちはまだ産道ができていないので、いくらいきんでも赤ちゃんの進行にあまり役立たず、しかも最悪の場合子宮破裂につながることもあるからです。第2期になってからいきみます。この時期は赤ちゃんの頭が降りてきて直腸を圧迫し、自然にいきみが加わるようです。

膣口

膣から体外への出口です。女性器の会陰よりの所、尿道口の下にあります。赤ちゃんがでてくる穴のことです。

※排臨・発露

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会陰

女性器と肛門の間のことを言います。出産時には最大限に伸展し、赤ちゃん娩出を助けます。
赤ちゃんの頭が大きすぎたり、発露後に短息呼吸をせずにいきんだりすると裂傷を起こすことがあるようです。これを避けるため、助産院ではオリーブオイルを塗ったり、手で会陰を押さえたりして保護します。また、病院ではあらかじめ切開(会陰切開)をしますが、本当に必要かどうかは疑問も呈されています。

短息呼吸

発露後、赤ちゃんの体が完全に娩出されるまでの間に行う呼吸法をいいます。この時期はあまりいきむと会陰裂傷を起こすので、いきまないようにしなければならないのですが、赤ちゃんの体が完全に出きるまでは強烈な陣痛および児頭による直腸の圧迫から強い排便感に襲われるのでいきまずにいることは困難です。そこで、あたかも犬がハアハアするかのような呼吸をすることよりいきみたい気持ちを緩和します。

後産

分娩第3期、つまり胎盤等の胎児付属物を排出する時期のことで、付属物そのものを指して言うこともあります。赤ちゃんが娩出された後、しばらく陣痛は休止しますが、また胎盤排出のための陣痛が起こり、産婦さんの加える軽いいきみによって容易に産出されます。
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