ブロードバンドによる高速インターネットにハマった私は、「出産」「分娩」等をキーワードにネットサーフィンするのが日課のようになり、思ったよりも多くの出産体験記や、前から興味のあった男性助産士について取り上げているサイトがあることを発見し、楽しんでいたのです。

　そんなある日、とあるマタニティ系サイトのリンク先のリンク集の中にあった、私の運命を変える（？）某サイトに巡り合うこととなります。

　妊婦さんや出産についての無修正の画像をたくさん掲載していたそのサイトに出会った私は「私が長年求めていたのはこれだ」というひらめきを感じました。それまでの私は、例えばかなり高額の医学系の書籍や、本当にまれにしか見つからない出産ビデオ等しかツールはなかったのです。あるいはかなり恥ずかしい思いをして出産に関する本を買ったりしたこともありました。まさに今まで苦労して入手していた以上のすばらしい情報がつまった、まさに天国のようなサイトだったのです。

　掲載写真や、リンク先をすべて探索するだけでかなり楽しめました。また、当時はリンク先のあるサイトがかなり頻繁に更新しており、まさに桃源郷状態（？）だったわけです。

　あまりのすごさに、掲示板を見ようと思うまでにはかなりの期間を要しましたが、ある日掲示板も見てみることにしました。

　当時、その掲示板は今と違ってけっこうまじめなマタニティママさん達もたくさんいて、我々のようなマニアは半分くらいだったでしょうか。それでも決して少なくないマニアの方がいることがわかり、さらに嬉しくなったことを覚えています。

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